徳島大学大学院医歯薬学研究部 口腔科学部門 臨床歯学系 顎機能咬合再建学分野

入局案内

入局希望の皆さんへ

顎機能咬合再建学分野(歯科補綴学第二講座)への入局についてのQ&Aです

Q.顎機能咬合再建学分野の大学院に興味があるのですが、どのような研究を行っているのでしょうか?

A.顎機能咬合再建学分野では下顎運動測定器の開発、下顎運動と咬合に関する研究、咬合接触感覚の伝達に関する研究、睡眠時ブラキシズムに関する研究、金属アレルギーに関する研究、顎関節症ならびに口腔顔面痛の診断と治療に関する研究、組織再生に関する研究、補綴臨床に関する臨床疫学研究などを行っています。

Q.第2補綴科ではクラウンブリッジ以外の診療も行っているのですか?

A.教育上の分担から第2補綴科はクラウンブリッジの診療科と思われがちですが、実際には補綴全般についての診療を行っています。その内容は歯冠補綴、架工義歯、有床義歯、インプラント義歯、顎顔面補綴、顎関節症・口腔顔面痛患者の保存治療などです。また補綴治療以外にも歯科外来一般で行う診療行為も行っています。

Q.第2補綴科の医員(修練歯科医)は、どういった仕事をするのでしょうか?

A.各臨床講座における研修項目以外に、第2補綴科の医員は次のような業務に従事することになります。予診(担当医未決患者の外来診療)、基礎実習(4年次の模型実習)の補佐、担当指導医の診療介助、担当患者の診療などです。

Q.顎機能咬合再建学分野に入局すると帰宅するのが夜遅くなると聞きますが本当でしょうか?

A.原則として補綴科の医員は担当患者の技工物の製作を自分で行います。そのため帰宅が遅くなることもあります。自分の患者の技工物を自分で製作することは補綴診療を習熟する上での、最良のトレーニングとなります。補綴科医は患者の口腔全体をコントロールする技術を身につける必要があるため(治療の失敗のほとんどは自分自身の身に降りかかってくることになるためです)、第2補綴科では医員の指導に当たり、歯科診療一般に対する包括的な技能の習得を目指しています。よってそれだけ仕事量も多いものと考えて下さい。

Q.顎機能咬合再建学分野の教室行事にはどのようなものがあるのでしょう?

A.毎週行われる行事としては木曜日5時からの抄読会(論文を読んでその内容を発表する会)、臨床報告会、進行報告会などがあります。年間を通じての行事としては医局旅行、補綴杯(ボーリング大会)、バーベキュー大会、補綴科合同忘年会、学会出席のための出張などがあり、その他にも新歓、新年会などがあります。

Q.顎機能咬合再建学分野に入局したいのですが、どうすればよいのでしょう?

A.教室員に入局の意志を伝えて下さい。